いきなりですが、 あなたの得意なこと、苦手なことは何ですか?
私は計算することが得意ですが、絵を描くことは苦手です。
だから、計算をする場面では、計算が苦手な人を手伝ってあげますが、絵を描く場面では、絵が得意な人に手伝ってもらいます。
そうやって、各自の得意分野と苦手分野を補い合って人間は生きています。
絵を描くことが苦手、計算することが苦手というのは容易に想像できます。だから、絵を綺麗に書くコツを教えてあげる、電卓の使い方を教えてあげる、そんな風に手助けが出来ると思います。
そんな中、世の中には「見ること」が苦手な人がいます。
みなさんは「見ること」が苦手ということを容易に想像できるでしょうか?
「見ること」が苦手な人をどうやって手助けすればいいか分かりますか?
そんな「見ること」が苦手な人の気持ちを体験してみることにしました。
盲目体験を出来る「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」という施設があります。
ダイアログ・イン・ザ・ダークとは、暗闇のソーシャルエンターテインメントです。
参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、グループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。
その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出すというものです。
東京は外苑前にあります。
予約制ですので、ネットで予約を取り、その時間に施設の受付に行きました。
受付はまだ明るいです。
そこには、その時間帯に参加すると思われる8名がぽつぽつといました。
基本的には8名程度の知らない人同士でグループが構成されます。そのグループに1人の視覚障害者の方がリーダーとして我々を案内してくれます。
時間になると薄暗い部屋に通され、各自の自己紹介をします。
この自己紹介はいつもと違います。
いつもは名前と顔を一致させるところ、暗闇に入れば顔の特徴は「無」になります。なので、声の特徴と名前を一致させるんです。
7名も知らない人がいるので、全然最初は覚えられませんが、不思議と暗闇で一緒に過ごしていると覚えられるんです。そして、暗闇から出て「○○さんってこんな顔してたんですね(笑)」って感じです。
また、暗闇で使う白杖を選び、使い方の説明です。
これに全てを任せるのかと思いながらも、一つ道具があるだけでも、かなり心強いものです。
さて、一通りの注意事項が終わると、いよいよ暗闇へ。
目が暗闇に慣れても何も見えない真暗闇です。
「こわーいぃ」
「あっ、すいません」
「みなさんどこですか?」
予想通り恐怖です。
この暗闇が約60分~70分間続きます。
ここから先は、これから行く方もいらっしゃると思いますので、ここでは書きませんが、体験してみて感じた事を書こうと思います。
まずは、あまりにも日常生活が視覚に依存しているということ。視覚が奪われた時にとてつもない恐怖に襲われます。ただ一方で、慣れてくると視覚が無くても聴覚、嗅覚、触覚が研ぎ澄まされて、コミュニケーションが出来るようになってくるということも感じました。
現にアテンドの方は、誰がどこにいるかがなんとなく分かっているようでした。視覚以外の感覚が我々よりも発達しているのだと思います。見ることが苦手な一方で、感じること・聞くこと・臭うことが非常に得意なんだと感じました。
次に、目が見えない方を助ける時には、まず声をかけて、聴覚で認識してもらうことが重要だと感じました。いきなり手を取ったりするとびっくりしてしまうと思います。私は、聴くことよりも、はるかに触れることの方が怖かったです。あとは、目が見えない方にとって、点字ブロックや白杖の果たす役割は非常に大きいものがあります。点字ブロックを自転車でふさいだりしない思いやりが非常に重要です。
最後に、この大変な時間を共有した初対面の8人のつながりのスピードの速さを感じました。8人は常に声を出して相手に状況を伝えたり、自分の存在を示したり、また、触り合ってお互いの距離を確認したりして、常に協業をしていました。次第に名前と声が一致して、「また ○○さんぶつかりましたね」とか笑いながら、不思議な空間を共有しました。空間や時間の共有というのはFacebookやTwitterでは味わえないコミュニケーション方法であり、現代においては非常に重要な要素であると感じました。現に、企業のチームビルド研修などでも使用される例があるそうです。
日常生活では味わえない体験です。
行くのであれば、1人か2人くらいの少人数をお勧めします。
本当に面白かったです。
東京は外苑前にあります。
予約制ですので、ネットで予約を取り、その時間に施設の受付に行きました。
受付はまだ明るいです。
そこには、その時間帯に参加すると思われる8名がぽつぽつといました。
基本的には8名程度の知らない人同士でグループが構成されます。そのグループに1人の視覚障害者の方がリーダーとして我々を案内してくれます。
時間になると薄暗い部屋に通され、各自の自己紹介をします。
この自己紹介はいつもと違います。
いつもは名前と顔を一致させるところ、暗闇に入れば顔の特徴は「無」になります。なので、声の特徴と名前を一致させるんです。
7名も知らない人がいるので、全然最初は覚えられませんが、不思議と暗闇で一緒に過ごしていると覚えられるんです。そして、暗闇から出て「○○さんってこんな顔してたんですね(笑)」って感じです。
また、暗闇で使う白杖を選び、使い方の説明です。
これに全てを任せるのかと思いながらも、一つ道具があるだけでも、かなり心強いものです。
さて、一通りの注意事項が終わると、いよいよ暗闇へ。
目が暗闇に慣れても何も見えない真暗闇です。
「こわーいぃ」
「あっ、すいません」
「みなさんどこですか?」
予想通り恐怖です。
この暗闇が約60分~70分間続きます。
ここから先は、これから行く方もいらっしゃると思いますので、ここでは書きませんが、体験してみて感じた事を書こうと思います。
まずは、あまりにも日常生活が視覚に依存しているということ。視覚が奪われた時にとてつもない恐怖に襲われます。ただ一方で、慣れてくると視覚が無くても聴覚、嗅覚、触覚が研ぎ澄まされて、コミュニケーションが出来るようになってくるということも感じました。
現にアテンドの方は、誰がどこにいるかがなんとなく分かっているようでした。視覚以外の感覚が我々よりも発達しているのだと思います。見ることが苦手な一方で、感じること・聞くこと・臭うことが非常に得意なんだと感じました。
次に、目が見えない方を助ける時には、まず声をかけて、聴覚で認識してもらうことが重要だと感じました。いきなり手を取ったりするとびっくりしてしまうと思います。私は、聴くことよりも、はるかに触れることの方が怖かったです。あとは、目が見えない方にとって、点字ブロックや白杖の果たす役割は非常に大きいものがあります。点字ブロックを自転車でふさいだりしない思いやりが非常に重要です。
最後に、この大変な時間を共有した初対面の8人のつながりのスピードの速さを感じました。8人は常に声を出して相手に状況を伝えたり、自分の存在を示したり、また、触り合ってお互いの距離を確認したりして、常に協業をしていました。次第に名前と声が一致して、「また ○○さんぶつかりましたね」とか笑いながら、不思議な空間を共有しました。空間や時間の共有というのはFacebookやTwitterでは味わえないコミュニケーション方法であり、現代においては非常に重要な要素であると感じました。現に、企業のチームビルド研修などでも使用される例があるそうです。
日常生活では味わえない体験です。
行くのであれば、1人か2人くらいの少人数をお勧めします。
本当に面白かったです。
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