2013年8月3日土曜日

フィリピン留学で得たもの



フィリピン留学から帰ってきて2ヶ月が経過しましたが、現在は祖国がフィリピンかのように向こうに帰りたくなっています。それだけ、楽しく充実した日々を過ごしました。

その滞在中に書きました「社会人のための一週間で完結させるフィリピン留学」という記事ですが、非常にご好評いただき全記事の中でも断トツのアクセス数トップとなっています。帰国後も沢山の方にフィリピン留学についてお問い合わせいただき、皆様のフィリピン留学への興味の大きさに驚いております。

今回は3ヶ月間のフィリピン留学で何を感じたのか書いてみようと思います。この記事を読んでフィリピン留学に行ってみたいと思ってくれる方がまた増えてくれればいいなと思います。

1.英語力について
まずは、一番気になるのが英語力の伸びかと思います。TOEICのようなものを受けていないので、点数で比較出来ず申し訳ないのですが、行く前は日常会話も出来ない状態で行きました。最後にしっかり英語をやったのは高校受験の時ですから、そこから10年ぶりの英語の勉強ということでした。中学の時に一生懸命勉強したので、英文法の基礎や基本的なボキャブラリーはしっかりしていましたが、話すとなると頭が真っ白になるという状況でした。
語学学校に入って週間までの伸びが著しかったです。昔やったことをどんどん思い出していく感じです。10年間やっていなくても案外覚えているものだなと思いました。なので、ずっと勉強してないから無理かなという不安は全く持つ必要はないと思います。
ヶ月という限られた時間でしたから、毎日朝から晩まで勉強して、土日のうち日だけ遊ぶという生活をしていました。
結果として、日常会話はさほど困ることはないです。自分の伝えたい事は伝えることが出来ます。一対一の会話ではあまり困ることはないのですが、字幕なしの洋画や電話越しに早くしゃべられると全然分からないという状況です。発音については、かなり積極的にトレーニングしてもらいましたが、まだまだ日本人英語という感じではあります。
フィリピン留学の最大の特徴は、圧倒的に話す機会が多いということです。日本の英語教育は読み書き聴きに偏重しており、話すことが出来るようにならないという問題を抱えています。英語もスポーツと同じようにトレーニングが必要です。トレーニング量に比例して能力はあがります。話す能力を上げたいのであれば、話す機会を沢山持たなければ駄目です。フィリピン留学は日本の英語教育の弱点と良くマッチしています。
留学に行く前の英語力、留学に行ってからの勉強量、あらゆる条件で英語力の伸びは変わってくるのは確かですが、話すことに抵抗を持っている人に対してはフィリピン留学をお勧めします。



2.異国文化の理解
まず感じたことは生活や考え方が密接にキリスト教に結びついているなということです。授業中に愛や家族について先生と話し合うことが多かったのですが、先生達は自分より若いのにすごくしっかりとした意見を持っているなと感じました。その根底には聖書の教えがあるのだと思います。毎週日曜日に礼拝に行き、聖書の教えを聞くという生活を続けていれば、考え方のベースに聖書の教えがあるのも納得できます。無宗教の多い日本と比較すると非常に面白い点であります。
次に、フィリピン人の陽気な国民性を感じました。先生達は休み時間になれば、歌って踊っている気がします。ビーチに遊びに行くときには、携帯スピーカーは必ず持参して音楽を流していました。クラブミュージックがかかれば踊りはじめる、シャイな日本にはない陽気な文化を感じました。先生達は最新の洋楽をマスターしているので、そこを抑えてから留学に行くと共通の盛り上がるネタが出来ていいと思います。

また、働き方のスタイルも日本とは異なり期間契約の雇用形態が多く、日本とは異なり雇用主側がフレキシブルに雇用調整を出来るようでした。そのため、一つの会社で長く働くという意識はなく、3年前の会社で働いていたと話したら、すごく長いねと言われました。企業にとっては、雇用調整が柔軟である一方で、労働者に帰属する経験やノウハウが企業外に流出しやすいというデメリットがあるなと感じました。労働者にとっては、雇用の保護が不十分である一方で、やりたいことの変化に応じて柔軟に労働場所を変えることが出来るというメリットもあると感じました。個人的には、日本もフィリピンのように、職を転々としてもディスアドバンテージとならないような文化を取り入れていった方が、労働者の幸福度は上がるのではないのかなと感じます。
 その他にも沢山の文化の違いがありました。間違いなく言えるのは、日本で言われている常識と言われるものは、世界へ出れば、それは非常識となります。多様な国民性や文化を知るということは、自分自身の視野や考え方の幅を広げることになります。考え方に正解なんてないです。その常識という得体の知れないもので自分を縛りつけないように、そして他人の考え方をむやみに否定しないようにしたいものです。

3.日本の素晴らしさ
 ガガーリンは「宇宙からみた地球は青かった」と言いました。地球に住んでいる人間は、宇宙に出てみて初めて、自分の星が青い事を知ります。それと同じように、世界を旅した人は「世界からみた日本は素晴らしい国だった」と言います。外に出て客観的に見た自分を取り囲む環境がいかに恵まれていのかを知ることは多いものです。フィリピンという国でヶ月暮らして私も日本の素晴らしさを感じたと同時に、この国を作り上げた日本人への感謝の念がこみ上げてきました。

 まず、海外へのアクセスの自由度の高さを感じました。フィリピンの人達にとっては、海外に行くということが非常に難しいことであることを知りました。航空券代を払うために数年がかりで貯める必要があるということ及びビザ発給の難しさがあるようです。一流の大学を出ている先生達でさえほとんど海外へ行ったことはないようでした。日本は所得水準も高いですし、日本のパスポートの持つ信頼性は非常に高いものがあります。ビザ無しでも沢山の国に行くことが出来ます。こんな恵まれた環境にいても、近くの韓国や中国に比べると、まだまだ日本人の世界へ出るという感覚は鈍いような気がします。日本人は世界の文化を知れる権利を存分に持っていることをもっともっと知って欲しいです。

また、勤勉さ、真面目さ、誠実さといった日本の国民性の素晴らしさを感じました。フィリピン人だけでなく、交流した様々な国の人々が日本人に好感を持ってくれています。一人の日本人として、沢山の外国人が日本を好きと言ってくれていることを誇りに思います。人の物を盗んだり、騙したりせず、常に感謝の気持ちを持ち、思いやりのある日本人の信頼に傷をつけないように、私自身も素晴らしい日本人であろうと思います。
 第二次世界大戦直後、フィリピンと日本の経済レベルは同程度だったそうです。ただ、今や日本は世界上位の先進国であり、かたやフィリピンは未だ発展途上国です。一旦焼け野原となった日から100年も経っていない今、こうして世界に誇る先進国であり、愛される国であることは、間違いなく先人の勤勉さ、真面目さ、誠実さによるものです。私達若者は、現在不自由なく、食べることができ、教育を受けることができ、様々な選択を取ることが出来ます。私達は先人に感謝をしなければならないと思います。
 日本人であることに誇りを持ち、日本人としての心を忘れず、先人への感謝をする。非常に重要なことであると気付かされました。

4.様々な熱い人々との交流
以前のブログ「どんな人間になりたいのか見つける方法」でも紹介したように、留学先には様々なバックグラウンドの人々がいます。普通に暮らしているだけでは、似た価値観の人々との交流が多くなり、考え方の幅が狭くなってしまう気がします。その点、留学先には、国籍も違えば、学歴も違う、職業も違う、目指している夢も違う、様々な人々に出会えます。それぞれが刺激的で、輝いていて、本当に貴重な経験が出来ました。


「語学留学」という名のもとに海外へ出たわけですが、「語学」だけでなく、様々な要素を吸収したり、感じたりして日本へ帰ってきました。周囲の反対に負けて行っていなければ、一生後悔していたと思いますし、その後の世界の広がりがこんなにも楽しいものだとは思っていませんでした。

お金が無いしな、仕事辞められないしな、英語の成績悪かったしな。
行けない理由を挙げている自分がいませんか?
行けない理由は、自分が勝手に作り出しています。

「やってしまった後悔より、やらなかった後悔の方が大きい」
これは僕の好きな言葉です。

全てのことは何とかすることが出来る。僕は知っています。
 

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